洋上風力発電と風レンズ2011/11/27 15:28

日経新聞で風力発電の画期的な技術の紹介があった。
風レンズと呼ばれる風車の枠の技術なのだがこれを取り付けることで、風速が1.3~1.5倍になるという。
既に、九州大学と福岡県が共同で海上での実験を行っているという。

構造物は八角形の台座の上に風車が乗り動かないよう海底に鎖で繋ぐとのこと。
将来の構想では、台座の下に漁礁を作り、養殖等に利用することで設置による漁業関係者との調整も容易になるのではとの事。

実際にはコストの問題があるが、発電効率では陸上風力発電を上回るとの事なので、早く実用化できると良いなと。

今の原子力発電をすべて洋上風力発電に置き換えるのがいいかは検討の必要があるが、海岸沿いの過疎の村の地域発展の為には有ってもいいと思う。

東電が原子力発電所が無くても電力不足にならないと試算したとか。
であれば、とっとと子孫に残せないような危険な物は廃止して、再生可能エネルギーに軸足を移すべきだろう。

その前に、東電は
「原発から飛び散った放射性物質は東電の所有物ではない。したがって東電は除染に責任をもたない」  
などと屁理屈をこねていないでちゃんと、補償せい!!