日本語が優しい2016/01/13 23:44

harenohi
2016年1月13日 水曜日、朝は曇りで雪は降っていません。
帰りには、霙模様となり傘が必要になりました。明日以降も天気は雪ですが、重くてビチャビチャの雪のようです。
みぞれのせいで屋根の雪が落ちたようで、食事中に「ドーン」という音が何度か聞こえてきました。

さて、昨日からよんでいる「英語化は愚民化」ですが、改めて、日本語で高等教育を受けられると言うことの凄さと素晴らしさを感じています。

本書では、外国の言語学者の調査なども引き合いに出して、英語のみで授業をする「オール・イングリッシュ方式」は従来の教え方と比較し明確な優位性が無いこと。
「オール・イングリッシュ方式」を普及させたい理由は主に商売上の理由によるものと推測されることが書かれてました。
また、今までそうすることが無条件に良いことのように思われた事が、実は学習効果には影響がなかったなど、「グローバル化」する社会で世界で活躍できる人材育成などと、如何にも良さ気な言葉を並べても誰のための英語教育かが分かって来ます。

もうすぐ読み終わりますが、読んだところまでで印象に残ったのが、「知的格差を作らない日本語の力」という段落で次のような事が書いてありました。
pithecanthrope(猿人)という英単語は専門的語彙であり、英語を母語とする人々でもよほどの専門家でなければ理解が及ばない。

イェール大学のセミナーの席で、人文社会系の大学教員や大学院生に”pithecanthrope”の意味を聞いたところ分かる人は居なかったそうです。
しかし、日本人であれば「猿人」と書けば殆どの人はその意味がわかります。

日本語の場合は高級語彙を形成する漢字の音という外来要素が、その漢字の訓というなじみやすい日常の言葉(大和言葉)に結び付けられているために、日本語の高級語彙は、わかりやすく、覚えやすいと。


今日の1枚。古賀春江「孔雀」。ちょっとトリミングしてます。
古賀春江「孔雀」


今日の英語:iKnow 5分

今日のアフィリエイト:なし

今日の運動 体幹:45秒、スクワット:30回、腕立て:15回、背筋:20回、腹筋:EMS強45分

今日の食事
朝:ミートボール、ひたし豆、コーヒー
昼:南瓜、豚肉炒め、ミートボール、ひたし豆、リンゴ
夜:カレー饂飩、唐揚げ、フライドポテト、焼酎

体重:64.9kg 体脂脂肪:21.3%

日々勉強。全てに感謝。
良きことあれ。(^ω^)