地下水の利用から見えてくるもの、今「風の谷のナウシカ」は何を言うのか。2012/05/11 23:04

快晴!
快晴の週末、仕事のスケジュールも良い感じでこなせて充実した週末を迎えられます。
で、普段より早く帰宅できたので久しぶりに走りました。前回が4月30日なので随分空いてしまいました。(^^;
平均ペースは前回より良くて5'21"/kmだったのでちょっと嬉しい。明日も走ります。

今日は「風の谷のナウシカ」が放送されるのでその前にシャワー浴びて食事を済ませてと。
晩御飯は焼肉~。お酒はビールでなくハイボール。2本買うと20円引きのクーポン貰ってたので早速使って2本買って来ました。

ナウシカの前にTVで最近地下水の利用(を使ったビジネス)が過熱しているとか。
始めは普段から地下水を使用している水戸市の病院が紹介され、透析治療では大量の水が必要となるが震災後でもこの病院は地下水のお陰で治療に支障をきたすことなく、また他の地域の患者さんの治療を行うこともできとても良かったと。

次が飲水の宅配サービスで、プロパンガスの会社が現在の顧客情報を元に宅配サービスを始めたところ今や売上が逆転し水の売上が主力となったそうです。
こうした背景には東日本大地震でのライフラインの停止や放射能汚染による飲料水の安全性に疑問が感じられるようになったことがあります。
東日本大地震では電力以外のライフラインについても見直すきっかけになったようです。
水をビジネスとするだけでなく通常の利用でも地下水を使って経費の削減と緊急時の水の確保に企業は動いています。

こうした動きが広がる一方で地下水の枯渇に関する心配が当然のように起きてきます。無料だからといって無制限に使っていたら枯渇し地盤沈下が起きてしまいます。
そのような事を防ぐ為に自治体は様々な取り組みを行なっていてます。

上手くいっている自治体の例で、神奈川県秦野市がありここでは水道水の70%を地下水に頼っているので地下水を直接組み上げて利用する際には利用税という形で税金を徴収し(総額:3000万/年)里山の整備、浸透性雨水枡(雨水をそのまま排水せずに枡の底がメッシュになって地下に浸透していくような構造の枡)を設置した家庭には補助金をだしたり、休耕田に水を張ってもらう際の経費補助をおこなうなどして地下水の維持管理を行なっているそうです。


こんな風に震災後人々の意識が変わっていく中での今日の「風の谷のナウシカ」です。
今まで何度となく放送されその都度考えさせらました。特に震災直後にナウシカを放送すべきだという意見がネットで多かったのに、そのタイミングでは放送されなかったと記憶しています。

最初に観たころは互いの軍事力増強がもたらす結果は決して幸せな未来では無いことなんだという感じで、これはウルトラセブンの第26話でモロボシダンがつぶやく「それは血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ。」を思い出しました。

この時期に改めて観た時、汚染され人が住めなくなった土地その土地に人が住めるようになるには膨大な時間が必要なこと、巨神兵と言う名の制御しきれない力を人間が手にした結果が生み出した「火の7日間」。
よりよい状況を望むことは良いことだと思います。その事が今の快適な生活環境を生み出してきました。
その割に人々の暮らしに幸せが感じられないのは何故なのでしょうか。
ちよっと話の観点がずれますが、最近、企業の開発部門で「自然模倣」が行われているそうです。
人間が考えぬいた形状のさらに上を行く自然の形。自然の持つ力って凄いなと。

生態系の頂点に君臨しているつもりでも人間の力はこの程度。卑屈になる必要は全くないけれど自然に対しもっと謙虚であるべき。そして体にも気持ちにもゆとりの持てる社会で有るべきではないでしょうか。
今がそうでないなら、それは異常な状態なんだと。

今日の英語:なし。

今日のアフィリエイト:なし

今日の運動
朝のストレッチ ランニング:4.03km

今日の食事
朝:ポテトサラダ+ハム+チーズ+食パン、ヨーグルト、りんごジュース、
  コーヒー、ポタージュスープ
昼:肉団子定食
夕:焼肉、味噌汁、ご飯、生野菜、ハイボール350ml☓2